2010年11月13日

「アド街」に出なかった雑司が谷

「アド街 雑司が谷」
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/101113/index.html

30という制約と、なぜか現在の行政区分で仕切っているので、
(元々の雑司が谷は、今の住所で文京区目白台2丁目から
豊島区雑司が谷と南池袋全域、
さらには西池袋2丁目付近までの地域を指していました。)
漏れてしまった雑司が谷がいっぱいありました。

まずお店、
「アド街」でも取り上げられていた旅猫雑貨店は、店内の品揃えが絶品で、
何度訪れても、あれ?こんなのあったかなと思うほど、
様々な愛らしい小物に出逢えます。
http://tabineko.seesaa.net/

この旅猫さんに負けず劣らずのお店、
鬼子母神けやき並木入り口近くの「ひぐらし文庫」さん。
http://higurasibooks.blog.so-net.ne.jp/

旅猫さんから護国寺方面へ弦巻通りを下った角にあるお店
「ジャングルぶっく」さん
http://jbooks.exblog.jp/

ジャングルぶっくさんからさらに女子大の寮を越えて護国寺方面へ
雑司が谷らしい仏師さんの工房があります。
ウィンドウにできたてほやほやの仏さまがよく飾られていて、
それを拝むだけでも心が洗われます。
http://blogs.yahoo.co.jp/iwasakimari

お隣の魚屋さんは週末になると遠くから買い物客で混み合うほど美味!
おむかえの八百屋さんのご主人は、
この近くに住んでいた菊池寛に、
子供の頃紙芝居を読んで貰ったことがあるとおっしゃっていました。


先ほどの鬼子母神けやき並木入り口近くの
ひぐらし文庫さんをもう少し北へ行った「三愚舎ぎゃらりー」。
ここでは様々なアート作品が店主の趣味を反映して楽しく見られます。
また雑司ヶ谷をこよなく愛する店主さんなので、街の案内所としても便利です。
http://www.sangusha.com/realindex.html

さらにその先を鬼子母神さんの横を抜けて明治通りに出れば、古書往来座!
http://ouraiza.exblog.jp/


喫茶でおすすめは、
鬼子母神電停前にある「リールズ」
さりげなく珈琲を愛しているマスターと、
ケーキ作りの達人の奥さんが作る、café et gateau は絶品です!
http://www.reels.jp/cp-bin/blog/


全く取り上げられませんでしたが、
雑司が谷は路地の宝庫!
だからねこちゃんもたくさんいます。
地図を片手に歩くのではなく、
路地を彷徨いながら異空間へと歩いていく。
それが雑司ヶ谷の楽しい歩き方です。
雑司が谷の路地→
http://zoushigaya.seesaa.net/category/7348297-1.html



ハカマイラーの雑司ヶ谷霊園は、著名人の墓だけではなく、
これからの季節は木々の色づきが本当に綺麗になります。

今朝の雑司ヶ谷霊園

IMGP3509.JPG



IMGP3511.JPG




霊園は、明治7(1874)年に開設されたのですが、
その後、市区改正や震災などで
下町から江戸期の墓所がたくさん改葬されてきました。
なので江戸期の古い墓石や石仏もたくさん眠っていらっしゃいます。
受験祈願の「鬼薊」(歌舞伎「十六夜清心」のモデル)墓所もその一つですが、
あの映像の横に映っていた石仏は、
「慶長十有五年」(慶長15(1610)年)の銘のある霊園で最も古い石仏です。

IMGP3504.JPG



さらに、
このように、大きなけやきの木にもたれかかるようになさっている
お地蔵さん-宝永8(1711)年銘-も、いらっしゃいます。

IMGP3517.JPG


先人のたちの魂(仏)と樹々たちとが一体となっていきづいている
雑司ヶ谷霊園の象徴のような存在だと、
私には思えます。


今までに書いた霊園に関しての記事
http://zoushigaya.seesaa.net/category/7313697-1.html




















posted by 星跡堂主人 at 22:59| 東京 ☀| Comment(0) | 雑司が谷 雑司ヶ谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

雑司が谷の夕やみ路

今日の夕景はとても綺麗でした。
東京の冬の夕景は、名古屋や関西では味わえない独特の空気の透明感があります。

雑司が谷の夕景、まずは御嶽坂清立院の門前。
門前への階段を上って後ろをふり返ると、遠く新宿の高層ビル街も含めて
前方180度の夕景がそこにはあり、空から地平線にかけて色が紅から紫へと拡がっていく。
今日の雑司が谷は、静寂がその空へと吸い込まれていくようでした。
そして、その音の空気感が紫から濃い紅へと変奏する空のしじまをより繊細にしていました。

御嶽坂を上って、都の水道局の建物の横の坂道からの景も美しい影絵のよう。
惜しむらくは、この角度なら富士山が見られるはずですが、
ビルに遮られ、地上からは見えません。(建物の上層なら見えます)

そこからまた一端、坂を下り、
弦巻通り商店街の一本上の路を台地の縁に沿って南へと進みます。

雑司が谷の弦巻通りは、昔、弦巻川が流れていた辺りに大体沿っています。
弦巻川が、雑司ケ谷台地を削りながら、旋回しているように、
通りも低地を、雑司が谷2丁目から1丁目にかけて台地を西から南にかけて回り込むように通っています。
ちょうどその通りの上の路もまた、台地に縁を回り込むように続き、日本女子大の寮の裏手へと続きます。
西から南へと路が旋回して、夕景の空も同じように旋回していきます。

こんな夕景を見ていたら、
久しぶりに荒井由実の「ひこうき雲」が聴きたくなりました。



posted by 星跡堂主人 at 19:04| 東京 ☀| Comment(0) | 雑司が谷 雑司ヶ谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする