2010年04月18日

雑司ヶ谷霊園の春 すみれ Le printemps du cimetière de Zoushigaya 3

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すみれは、わずかな土の間に咲く、愛らしくちいさな花です。
雑司が谷に来て、路地の道ばたに、
ほんとうに小さく咲くその花のうつくしさを知りました。

また、それは、大都会東京の新宿と池袋に挟まれた、都会のちいさな路地、
雑司が谷という街そのもののようにも、思えました。


 側溝のすみれのはなや雑司ヶ谷    星跡堂

 すみれほどな小さき人にうまれたし  漱石


すみれを愛でるというこころもちは、
そのひとの生き方や存在そのものをも、変えていくように思えます。



霊園には、時折、朽ちた樹々の切られた後などのちいさな空き地があります。
そのちいさな空間は野草たちの楽園になります。

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ただ、それはほんとうにちいさな世界ですから、
屈んで地に臥せって見ないと分かりません。
もう少し寄ってみます。


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タチツボスミレに、左のたんぽぽに似た黄色い花はノゲシでしょうか。
見えにくいですが、右のちいさな花はアカネスミレかしらん。


土に寝っ転がって、そのちいさな世界の視線を感じると、
不思議なことに、逆に世界が広がり、み空が大きく感じられます。

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こちらは、白に紫の入る清楚なすみれ。
葉の形からニョイ(如意)スミレでしょうか。霊園に相応しいかもしれません。

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朽ちた樹木によりそって咲くナガバスミレ

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ほかの野草といっしょに咲いています。

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古い苔むした墓前に、きれいに並んで咲いてるツボスミレ。


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そして、
墓石の間からも逞しく咲いていました。

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posted by 星跡堂主人 at 16:33| 東京 ☔| Comment(0) | 雑司ヶ谷霊園 Cimetière de Zoushigaya | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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