2010年01月15日

雑司が谷の夕やみ路

今日の夕景はとても綺麗でした。
東京の冬の夕景は、名古屋や関西では味わえない独特の空気の透明感があります。

雑司が谷の夕景、まずは御嶽坂清立院の門前。
門前への階段を上って後ろをふり返ると、遠く新宿の高層ビル街も含めて
前方180度の夕景がそこにはあり、空から地平線にかけて色が紅から紫へと拡がっていく。
今日の雑司が谷は、静寂がその空へと吸い込まれていくようでした。
そして、その音の空気感が紫から濃い紅へと変奏する空のしじまをより繊細にしていました。

御嶽坂を上って、都の水道局の建物の横の坂道からの景も美しい影絵のよう。
惜しむらくは、この角度なら富士山が見られるはずですが、
ビルに遮られ、地上からは見えません。(建物の上層なら見えます)

そこからまた一端、坂を下り、
弦巻通り商店街の一本上の路を台地の縁に沿って南へと進みます。

雑司が谷の弦巻通りは、昔、弦巻川が流れていた辺りに大体沿っています。
弦巻川が、雑司ケ谷台地を削りながら、旋回しているように、
通りも低地を、雑司が谷2丁目から1丁目にかけて台地を西から南にかけて回り込むように通っています。
ちょうどその通りの上の路もまた、台地に縁を回り込むように続き、日本女子大の寮の裏手へと続きます。
西から南へと路が旋回して、夕景の空も同じように旋回していきます。

こんな夕景を見ていたら、
久しぶりに荒井由実の「ひこうき雲」が聴きたくなりました。



posted by 星跡堂主人 at 19:04| 東京 ☀| Comment(0) | 雑司が谷 雑司ヶ谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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